永遠に安らかに眠りたい

生きながら死んでしまった

愛されて育った人たち

世の中には、親から無限の愛を注がれて

大切に大切に育てられた人たちがいる

 

 

自分がどれだけ努力しても

一生手に入らないものを

その人たちは持っていて

 

 

羨ましいとすら思わない

ただただ眩しい

 

 

愛されて育ったのだなと

その人の性格や振る舞いを見てひしひしと感じる

未来に希望はない

大人になって出来なくなったことは

「期待すること」

 

 

 

世間にも他人にも未来にも

期待出来なくなった

 

 

 

 

生きてきた中で成功体験がひとつもないから

なのかもしれないけど

 

何かに希望を感じたりできない

 

 

 

 

ある意味楽というか

期待しないことで傷つかずに済む

 

その分しあわせを感じることもない

 

悲観的ともいう

 

 

 

 

楽観的な人たちは、

何を根拠に希望を見出しているのか

全く理解できない

自分の感情から逃げている

誰かを好きになってはいけないと思っていた

 

 

 

 

 

理由は分からないけど、

幼い頃から気付いたら自然とそう思っていた

 

そのうち、

「好き」以外の感情にも蓋をし始めた

それにすら自分では気付いていなかった

 

たとえば何が辛いとか嫌だとか

本当は自分が望んでいることとか

そういうことも分からなくなった

 

 

 

 

今では感情の起伏がほとんどないし

自分が何をどう思っているのかも分からない

 

素敵なものを見た時の感動もときめきも

もうなくなってしまった

 

大きく心を動かされる体験がしてみたい

樹海に行ってみたい

とりあえず観光目的で。

 

 

 

 

 

まだ一応、しぬ予定はない

 

 

 

 

そこで命を経った人の気持ちとか

臨場感とか

ふとそういうものを感じたいと思った

 

狩猟体験もまた然り、

生命の終わりと対峙してみたい。

 

 

 

 

自殺は心のお守り

 

いざという時の最後の切り札として

大切に取ってある

 

1本の縄が私の心を支えている。

今やりたいこと

実家暮らしに戻り、

経済的余裕が少しずつ戻ってきた。

 

 

 

 

改めてやりたいことと言えば、

沢山寝ること

休むこと

 

とりあえずそれらは第一優先

やりたいというよりも、

マイナスのものをゼロに戻すだけの作業である

 

鬱はお金があればある程度までは治るだろう

でも、トラウマの記憶や鬱の後遺症は

それだけでは治らない

 

 

 

 

 

他の、心を健康に育った人達が

楽しく過ごして

ゼロからプラスに、有意義に過ごしている間

 

わたしは、マイナスの状態から

どうにかしてゼロに戻そうとしている

 

 

 

世の中は理不尽だなと思った。

我が家のポテンシャルの高さを省みた

父は中小企業の役員である

母はパートとして教師をしている

娘は私と妹の2人

都内の便利な土地に持ち家がある

 

 

私自身にとっては当たり前の事だったので、

今まで何とも思っていなかったが

 

この条件はかなり恵まれていて

社会では上の方の層であることを、

25年間知らずにいた。

 

 

 

 

最初に書かなかったが、

私は小学校から私立を受験していて

その後中高一貫の私立校、

理系の私大も奨学金無しで通わせてもらった。

 

幼い頃から色んな習い事や教室に通い

毎週科学雑誌を買ってもらっていた。

 

改めて振り返ると、

教育への投資額が恐ろしい程高く

 

これに関しては非常に感謝している

幼少期からここまで手をかけなかったら、

4年制の大学など

とても入れなかっただろうと思う。

 

 

 

反面、

学歴や勉強に縛られて

偏った価値観を押し付けられていたことも事実

 

 

 

 

いつものように布団に横たわり

ネットサーフィンをしていると、

私の家庭環境によく似た漫画を見つけた。

 

「教育虐待」 #ピッコマ https://piccoma.com/web/product/110407

 

漫画にある不倫や性的虐待

我が家には無いものの、

主人公アーコの心情は

幼い頃の私の心情そのものだと思った。

 

 

我が家のポテンシャルの高さは、

日頃のモラハラDVと

経済的DVによって成り立っている。

家が安心出来る場所ではない

 

 

果たしてこれは本当に恵まれているんだろうか?

もちろん、経済的余裕がなく虐待を受けている家庭があることも理解しているが

 

逆に言えば、

我が家ほどの経済力がなくとも

穏やかな家庭環境を築いている家庭があれば

その方が良いのだろうかとか

 

一元に数値で表せるものではないし

比較するにもしようがないが、

 

学費と教育への感謝を思う度に

複雑な気持ちになる。

 

消えた恋愛感情

かれこれ20歳以降、

れっきとした恋愛感情を持っていない。  

 

恋愛感情を忘れて5年も経つ。

 

 

 

19くらいの時に、

初めて男の子を好きになった気持ちを

まだ小さく燃えている星のカケラみたいに

小さい瓶の中に大切にしまい込んで

そっと胸の中で生かしているような感覚

 

嫉妬も独占欲も性欲も、ときめきも

この社会で必死に生き抜いているうちに

全部忘れてしまった。

 

 

抗うつ薬のせいなのだろうか

あれは性欲だけでなく

恋愛する力も失わせるらしい。

 

全ての感情が抑えられているような感覚がある。

こんな状態では素敵な芸術は生み出せないだろうな

 

色んな感情を全身で受け止めていたくらい

新鮮な時代は多分もう終わってしまった

 

 

 

 

冬に暖かい部屋で火を灯して

鳴らすオルゴールみたいな

オーケストラの中のウィンドウチャイムみたいな

満天の星に輝く流れ星みたいな

そういうときめきを

もう一度くらい味わいたい