我が家のポテンシャルの高さを省みた
父は中小企業の役員である
母はパートとして教師をしている
娘は私と妹の2人
都内の便利な土地に持ち家がある
私自身にとっては当たり前の事だったので、
今まで何とも思っていなかったが
この条件はかなり恵まれていて
社会では上の方の層であることを、
25年間知らずにいた。
最初に書かなかったが、
私は小学校から私立を受験していて
その後中高一貫の私立校、
理系の私大も奨学金無しで通わせてもらった。
幼い頃から色んな習い事や教室に通い
毎週科学雑誌を買ってもらっていた。
改めて振り返ると、
教育への投資額が恐ろしい程高く
これに関しては非常に感謝している
幼少期からここまで手をかけなかったら、
4年制の大学など
とても入れなかっただろうと思う。
反面、
学歴や勉強に縛られて
偏った価値観を押し付けられていたことも事実
いつものように布団に横たわり
ネットサーフィンをしていると、
私の家庭環境によく似た漫画を見つけた。
「教育虐待」 #ピッコマ https://piccoma.com/web/product/110407
漫画にある不倫や性的虐待は
我が家には無いものの、
主人公アーコの心情は
幼い頃の私の心情そのものだと思った。
我が家のポテンシャルの高さは、
日頃のモラハラDVと
経済的DVによって成り立っている。
家が安心出来る場所ではない
果たしてこれは本当に恵まれているんだろうか?
もちろん、経済的余裕がなく虐待を受けている家庭があることも理解しているが
逆に言えば、
我が家ほどの経済力がなくとも
穏やかな家庭環境を築いている家庭があれば
その方が良いのだろうかとか
一元に数値で表せるものではないし
比較するにもしようがないが、
学費と教育への感謝を思う度に
複雑な気持ちになる。